まとめれん 印刷・パソコン備忘録

印刷・DTPのお仕事に関すること。パソコンTips・Windows・Illustrator・Photoshopなど備忘録。プリントショップ・はんこ屋・印刷機・紙製品・年賀状・新製品・気になるニュース・下手糞なまとめを綴っていきます。

YJ-G650

【Card Impact001】単面4号名刺に直接フルカラー印刷できるレーザープリンタがついに発売されます!【カードインパクト001】

printer1


 単面4号名刺に直接フルカラー印刷できるレーザープリンタがついに発売されます!

何ぃ?単面4号名刺にフルカラー印刷できるプリンタぁ??

紙メーカーの平和堂が、沖データのレーザープリンターで4号名刺にフルカラー印刷できるシステム【Card Impact001(カードインパクト001)】を販売するそうです!

単面名刺に直接フルカラー印刷できたのは、古いところでアルプスのスマプロ、最近だと山櫻YJ-G650がありましたね。
でもYJ-G650も製造終了で手に入らなくなった事ですし、印章・軽印刷業界では待ちに待ったプリンタではないでしょうかね!
これはインパクト大です!

残念ながら近々のお披露目は九州の展示会みたいなので、関東で見れるのがメチャクチャ楽しみです!

続きは、平和堂の紹介ページと日本印刷新聞社の記事のリンクです。

続きを読む

PX-B510(その4)高価なくせに山櫻YJ-G650の実力は本当にいいの?肝心の印刷性能を比較して見ました。

前回、前々回とEPSONのPX-B510ネタが続きますが

そのスジの方には興味津々の内容だと思います。

これがYJ-G650の実力です。
CIMG0346



なんて、もったいぶってたら山櫻さんでは

全部売り切れたそうです・・・・・(さようなら~)



amazonのPX-B510は値下がりしましたね。
2016年2月8日時点で7万8千円です!
でも高い!海外逆輸入じゃないかな?



取りあえず結果を報告します。

 外見は前回較べたので、肝心の印刷性能を比較して見ました。

YJ-G650は、PX-B510をベースに4号名刺サイズに直接印刷ができるように

カスタムしてあるのが良いところで、

印刷スピードは遅いけどPX-B510よりはとても綺麗に印刷することが

可能となっています。

以下のように、印刷品質の比較をしてみました。
※プリンタの印刷設定は以下のようにしました。
 
(1)PX-B510:普通紙設定、きれい(それ以外はデフォルト)
      用紙サイズ:64x127mm(G650のアダプタ使用)
※PX-B510だけは用紙サイズに4号名刺がないので、ユーザー用紙設定で55x127mmサイズを作り印刷しています。

(2)YJ-G650:YJ用紙設定、きれい(それ以外はデフォルト)
      用紙サイズ:4号名刺(付属のアダプタ使用)

(3)PX-B510(G650ドライバー):YJ用紙設定、きれい(それ以外はデフォルト)
      用紙サイズ:64x127mm(G650のアダプタ使用)
※これは裏技というかお遊びなのですが、YJ-G650のプリンタドライバを使ってPX-B510で印刷させています。
IPアドレスを指定すれば印刷はできます。ただし、「機種が違うよ」っていうエラーが出ますが無視してよし。

error_printer

これでB510なのに「YJ用紙」設定を選択して取りあえず印刷できます。

 (名刺アダプタ)
 YJ-adapter
 ↑ このアダプターは名刺を給紙時に、紙の中央に給紙ローラーが当たるよう位置をオフセット する為のものです。ローラーが紙の中央に来ないと、紙が斜行したり印刷がブレます。
また、このアダプタは給紙口の右側の紙押さえ(動かない側)に付けます。

以下のデータをそれぞれの4号名刺サイズに印刷してみました。

TESTデータ:
Illustratorデータ(CMYK)、貼込み画像300dpi、書体モリサワ リュウミン
TEST_data


印刷結果は、左が(1)PX-B510、中央が(2)YJ-G650、右が(3)PX-B510(G650ドライバ)となります。

■紙は山櫻の「ホワイトプリンス」(上質紙)
※画像はクリックで拡大します
Wプリ
YJ-G650の真価が一番発揮できる条件ですね。
白抜き文字の抜け具合、線の滲み、ファミリーイラストの目の表現など
全てにおいて良い結果です。
ただしMとR(金赤)の色味が近すぎて、色バランスが悪いです。
上質紙への印刷のため無理があるのでしょうか。


■紙は山櫻さんの「JET2004」(インクジェット用紙)
※画像はクリックで拡大します
JET

インクジェット紙にYJ用紙設定で印刷すると全体の色味が薄くなりました。
YJ用紙設定は無駄だったようですのでファイン用紙設定で刷りなおしました。

下記は、インクジェット紙にファイン用紙設定で刷った結果ですが、2機種とも優劣つけがたい結果となりました。また色のバランスも改善されました。

※画像はクリックで拡大します
JET2


■紙は山櫻さんの「やまと淡ねず」(特殊紙-和紙)
※画像はクリックで拡大します
淡ねず
表面が粗い紙なのに、PX-B510・YJ-G650共に意外とシャープな印刷結果でした。
もっと滲みがひどく読めないかと思いましたが予想外です。

(全体評価)
全体的な結果は、見てお解かりのようにPX-B510も負けてはいませんが、
YJ-G650の印刷品質はいずれの紙も素晴らしいものがあります。
白抜き文字の抜け具合、線の滲み、ファミリーイラストの目の表現など
PX-B510よりシャープでクリアでした。

これで印刷スピードがもっと速かったら申し分ないのですが、
名刺で1分間に1.5枚のスピードでは、最低3台は並べて
同時印刷したいところです。

PX-B510に関しては、上質紙ではYJ-G650より劣るもののインクジェット紙では同等性能でありました。
私としては上質紙の超特価名刺ならPX-B510でもギリギリ商品としても良い様な判断です。

(おまけ)
ところで今回のテストに、PX-B510はアダプタを付けて印刷しましたが、これは給紙中に紙が斜行したり印字が乱れないようにし、純粋に印刷品質を比較したかったから使用してみました。
実際、B510にはアダプタが付属しないので物真似して似たようなアダプタを作る必要があります。またはあきらめてそのまま印刷するとかでしょうか。

あと、お遊びでやったB510でG650のドライバを使う方法は、設定がいろいろ細かくて面倒くさいです。ここでは長くなるので説明しませんが、用紙設定や位置調整など聞きたい方はコメント入れてください。

そして、気になるアダプタの厚みは「9mm」です。
(アダプタを自作するなら知りたいでしょ?)←って、計算すれば解るw
参考にして自作してみてください。
ただし、ファームウェアとドライバの関係が違いますので、印刷のオフセット位置
は同じとは限りません。(意味深)


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PX-B510(その3)兄弟機PX-B510とYJ-G650の外見の比較をしてみました・・・・www


 エプソンと山櫻の兄弟機を比較してみました。

もともとは、エプソンからPX-B500、PX-B300が2008年に発売されて

■エプソン家
長男 PX-B500、長女 PX-B300
次男 PX-B510、次女 PX-B310

三男 PX-B・・・・・

という系図があります。

そこに、とても優秀なPX-B510に目をつけた山櫻さんは

養子に迎えて更なる鍛錬をさせたのがYJ-G650です。

■山櫻家
義兄弟 YJ-G650



 外見はメーカーロゴの違いだけですが、PX-B510とYJ-G650の比較を少し・・・・

事務所にはYJ-G650とPX-B510があるんですけれど

両機種の外観の違いは見てのとおりです。

中央のフタに付いている山櫻さんの銘板は立体ソフトシールに

なっていて少しお金がかかっていますね。

■PX-B510
PX-510label


■YJ-G650
YJ-G650label

でもYJ-G650製品名の銀シールは剥がすとその下にあるのは・・・・

うわっ!

CIMG0328

ちょっとビックリ。

もしかして中央の立体シールも剥がすと「EPSON」ってあるかも

まあ、そんなものでしょう・・・・(笑)


 外見は同じ、プリンタドライバはどんな感じ?

両機を所有しているから分かったことなんですが

プリンタドライバは、実はYJ-G650とPX-B510のどちらでも動きます。

つまり、、、、、、

PX-510を「YJ-G650のドライバー」で印刷できてしまいます。

PX-B510で「YJ用紙モード」が使えるかも!

\(^o^)/

これは、もしかしてYJ-G650を買わなくても

そこそこ綺麗な印刷が手に入るってことかもです。

次回は、そんな気になることを検証してみて

印刷品質を比較してみます。




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PX-B510(その2)ハンコ屋やプリントショップに最適な安いプリンタはPX-B510だけどYJ-G650もお忘れなく。

PX-510label

 名刺印刷に最適なPX-B510だけど、価格高騰でもう買えないならば・・・

前回お話したPX-B510の生産中止による価格高騰はまだ続いているようです。

前回の記事:年賀状印刷に最適なインクジェットプリンタ PX-B510が突然エラー停止になったのでエプソンサポートへ聞いてみました。

中古で8万円、ジャンクでも5万円などというビックリ価格ですが

PX-B510の改造機であるYJ-G650が山櫻さんで販売されています。

山櫻のYJ-G650は実売14万円くらいです。

amazon価格と較べたら即買いですが、ちょっと悩む価格帯ですね・・・

しかし!!B510の生産中止を受け、YJ-G650も生産中止のアナウンスが

山櫻から出ていますので購入を急いだ方がいいみたいです。

■山櫻さんからのアナウンス内容

品名:カードメイトYJ-G650
販売:2016年3月31日まで(但し在庫なくなり次第終了)
※ 後継機種の販売予定はありません

山櫻HP http://www.yamazakura.co.jp/


・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

などとブログを書いていたら、山櫻さんの在庫は昨年(2015年)で

すでに無くなり完売してたそうです!

・・・が、追加生産で2月に50台が再入荷するそうです。

これが無くなるとホントに絶版ということです。

これも、プレミア付くのかな・・・・

エプソンPX-B510ならこちら↓



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自称デザイナーさんへ、家庭用インクジェットプリンタの印刷は素晴らしい!

インクジェット用インクの件1インクジェット用インクの件1 / Norisa1


お客様が自宅のインクジェットプリンタ(8色機)で印刷して持ち込まれる
プリントをコピーするお仕事ですが、
カラフルすぎてレーザープリンタでの色再現が辛いです・・・

最近のレーザープリンタも色域が広く良くなって来たとはいえども
さすがに淡いパステル調のイラストなんかが来たらアウトです。

すぐさまスキャンしてレーザープリンタでプリントアウトをお見せしますが
ちょっと印刷の退色にご不満な様子・・・
Photoshopで補正しようにも無理な色でした。

仕方ないので業務用のインクジェットプリンタYJ-G650で、インクジェット紙
を使い印刷したもので、なんとか納得していただいたようです。

しかしながらYJ-G650もインクは4色顔料なのでパステル調のイラストも
いまいちなんですよね。(レーザーよりは再現できてたけど)

お客様も自宅のプリンタで何度も何度も配色を変えて奇跡の1枚といった
苦労して出てきたプリントだったかも知れませんねぇ。

ならば、お客様の素晴らしいインクジェットプリンタで1000枚印刷できますか?



ということで、RGB値をCMYK値に変換したり色チャートや色辞典といった
とても便利な色に関するサイトのリンクです。

 ★便利な色に関するサイトのリンク★

★日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional colors of Japan
http://www.colordic.org/w/
和色をRGB、HSB、Lab、CMYKに変換した値が判ります

★日本人の美の心!日本の色(伝統色・和色)
http://irocore.com/
情緒ある和色名を読んでいると日本人で良かったなと思います。
由来の解説もあります。

★色カラー | 色の組み合わせ・配色デザイン講座
http://iro-color.com/
色に関するイメージとデザイン講座は大変勉強になります。

★色見本 いろいろ・色々<色図鑑>*色事典*カラーチャート RGB CMYK*
http://www.wake-guide.net/iroiro/index.html
近似色を一覧で見られます。


自称デザイナーの方へ、モニターとインクの関係、印刷機の種類、紙質、
CMYKとRGBなど条件によって印刷結果の色は簡単に変わっちゃうんですよねー。
その影響を少なくするのが自分の仕事ですけれど無理なこともありますよー。
なんて訪問者の少ないブログで囁いててもしょうがないですが・・・・

「どうして、こんな色になるのー。家のプリンタのほうがきれいじゃん!」
と思った方は上記で紹介している「色カラー」さんでちょっと勉強してください。
たぶん目から鱗かもしれませんよ。


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